*こどもゆめ基金(独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター)助成活動
ワークショップ開催日程
2005年11月27日(日)〜28日(月)

人材像環境理科教育活性化
*人材像:生涯学習施設において求められる人材像(分科会1)
*環境:報道機関、教育機関、研究機関におけるコミュニケーション環境(分科会2)
*理科教育:理科教育と科学コミュニケーション(分科会3)
*活性化:科学コミュニケーション活性化方策(分科会4)

分科会3  理科教育と科学コミュニケーション−博学連携のコンセプトとして−
(グループリーダー:高安礼士(千葉県総合教育センター))

21世紀型科学教育 対話型科学技術社会における科学教育

2003年:交流(Communication)
2004年:サイエンスコミュニケーション(Science Communication)
2005年:人々と 科学との かかわり (Public Engagement)
 −対話型科学技術社会における科学教育系人材とその専門性−

基本理念(2005)

  • 2003年は「交流」をテーマに、生涯学習施設、行政、企業などの人々との意見交換を行い、課題を抽出しました。
  • 2004年は「サイエンスコミュニケーション」をテーマに、科学を文化としてとらえるための方策を考えた。
  • これらの議論を通じて、私たちは科学を文化として社会に根付かせ、共有できることこそが重要であると考えました。「文化としての科学」を浸透するためには、そのプロセス(サイエンスコミュニケーション)に社会的機能の重要性を再認識する必要がある。

  • 本年は、「人々と科学とのかかわり(Public Engagement) −対話型科学技術社会における人材とその専門性−」 をテーマに、サイエンスコミュニケーションにおける人材の専門性の確立と養成を中心に21世紀の科学教育の在り方を模索していきたい。


(1) 博物館における教育活動

  1. 一般成人・子どものための実物教育
    (博物館法の理念)
  2. 学校団体のための教育
    (生徒児童への直接教育・米国型)
  3. 学校教員のための教育
    (欧州型)


(2) 博物館教育の特徴

  1. 実物教育
  2. 理解が容易な工夫展示・解説
  3. 教育の経営効率が良く経済的
  4. 情操教育に有効
  5. 専門家の研究に役立つ
  6. 職業その他の実生活に役立つ
  7. 貴重な資料の保存

最近の科学系博物館における教育活動

  1. 歴史資料による実物教育<歴史>
    (オックスフォード科学史博物館・スミソニアン歴史博物館)
  2. 学校団体のための科学教育<原理>
    (サイエンス・センター/チルドレンズ・ミュージアム)
  3. ネオ国威発揚型先端科学館<効果>
    (ラ・ビレット科学館/日本科学未来館)


(3) 学校における理科教育

  • 「発見的教授法(Heuristic Method)」
     19世紀以来理科教育は教授法をリードしてきた
    <その中心をなす実験のいろいろ>
  • 「演示実験」と「生徒実験」を重視
  • 「検証実験」と「発見的学習」の組み合わせ
  • 「定性実験」から「定量実験」 への学習段階


(4) 学校における理科教育(日本の課題)

  • 「子どもたちの全人格的な成長」
     「教科教授(系統学習)」 と「総合的な学習」
  • 「物理」「化学」「生物」「地学」の分野構成から現代の科学技術の分野構成に対応した「科学」「科学技術史」「科学と社会」「情報学」「環境科学」「キャリアガイダンス」「産業教育」への再構築


(5) 千葉県における博学連携の試み

  • 千葉県は県立博物館10館と青年の家6施設,少年自然の家5施設,図書館2館を設置
  • 社会教育機関の学校利用の現状
      青年の家,少年自然の家の利用
  • 博物館等における学校利用の状況
    「千葉県立博物館・美術館利用の手引き」(1973年)
    「小・中学校における博物館利用事例集T・U」(1980、1982年)を作成

copyright 2005 21世紀の科学教育を創造する会